出雲出身理科少年で活躍している人
の紹介とネットワークのページです。
(データが古いので、随時更新します。)
陰山洋氏 京都大学教授
京都大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻陰山研究室 (斐川町出身)
e-mail : kage@scl.kyoto-u.ac.jp
専門 新材料の合成、新機能の創出
陰山研究室の最新の研究
・複合アニオン化合物の創製と新機能
・ヒドリドを含む触媒材料の機能
・革新的な太陽光触媒材料の探索
・高温超伝導体の探索
名字の通り、陰イオン(アニオン)に着目した研究により、ありふれた酸化物が驚くべき材料に変わることを次々と示しています。最近では、大型プロジェクト(新学術領域研究)の代表として未来材料「複合アニオン化合物」の研究の世界を牽引しています。
2017,11,1日本経済新聞では、陰山研究室で「負電荷をもつ水素が圧縮されやすく金属原子間の相互作用を対称性の違いでブロックする性質を発見」との研究成果の報道もなされました。陰山教授の研究室から世の中を一変させる新物質が誕生することを超期待!!
陰山教授の研究室のホームページ
www.ehcc.kyoto-u.ac.jp/eh10/index.php
田口敦清氏 北海道大学 電子科学研究所 准教授
e-mail: taguchi@es.hokudai.ac.jp
(出雲市浜町出身)
専門 ナノフォトニクス:光によるナノ計測および物質制御
プラズモニクス、非線形光学、近接場光学、振動分光学、光分子化学等、あらゆる光学技術を駆使して、これまでの常識を覆す全く新しい光技術を生み出すことを目指しています。最近は、波長が200–300 nmで可視光よりも短波長の深紫外光を利用したナノ分析・イメージング技術を中心に研究をしています。これまでに、金属の自由電子の集団振動である表面プラズモンを、それまで不可能だった深紫外の波長で実現し、紫外プラズモンを利用して、ナノ分解能を持つ光学顕微鏡(近接場顕微鏡)を紫外領域に展開、深紫外光を用いた生体分子のナノラマンイメージングや紫外プラズモニクスの分野を世界に先駆けて開拓してきしました。日本光学会光学論文賞(2016年)、精密工学会沼田記念論文賞(2004年)、他。
HP: http://optsys.es.hokudai.ac.jp/taguchi/
田口智清氏 京都大学教授
京都大学大学院情報学研究科先端数理科学専攻
応用数理学講座応用数理科学分野
メール:taguchi.satoshi@i.kyoto-u.ac.jp
(出雲市浜町出身)
研究内容
多数の粒子集団からなる流体の振る舞いを力学的性質や熱力学的性質に着目して研究しています.流体は多数の微小部分があつまってできたマクロな系なので,着ールによって現象の見え方が違うといったスケールの多重性を特徴としています.最近では,流体の中で微視的情報と巨視的情報がどのように相互作用・協働しながら全体としての秩序構造を定めるかに興味を持っています.
・希薄気体理論、分子気体力学
・非平衡流体力学
・温度場による流れとその応用
・マイクロ流体
ホームページ
http://www-fm.acs.i.kyoto-u.ac.jp/
大栗真宗氏 東京大学 助教
理学系研究科 物理学専攻 物理学科 付属ビッグバン宇宙国際研究センター
nmasamune.oguri@phys.s.u-tokyo.ac.jp
宇宙物理学者 (出雲市渡橋町出身)
暗黒物質(ダークマター)や暗黒エネルギー(ダークエネルギー)の観測的性質についての理論研究、および観測からの制限・特に重力レンズ現象の理論と観測。さらに、銀河、銀河団、クエーサー、超新星爆発等様々な天体の構造と宇宙論的進化。大規模サーベイ観測とその解析.
大規模サーベイ観測とその解析
2018年度日本天文学会林忠四郎賞受賞
プレス発表
http://www.slac.stanford.edu/~oguri/news/de/
press_sqls.pdf
解説(アストロアーツ)
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/09/27dark_
energy/index-j.shtml
梶谷正行氏 帝京大学理工学部教授
(バイオサイエンス学科)
e-mail kajitani@nasu.bio.teikyo-u.ac.jp
(出雲市今市町出身)
研究分野
RNA複製酵素の分子生物学
「植物工場」「食べるワクチン」を目指した植物育種工学。
梶谷研究室ホームページ
http://www.geocities.jp/kajitani1997/index.html
梶谷教授コメント
渡部邦彦氏 京都府立大学大学院生命環境科学
研究科応用生命科学専攻教授
ホームページ http://www2.kpu.ac.jp/life_environ/app_microbio/
index.html
(出雲市今市町出身)
研究概要
自然界に生息する好熱性細菌が生産する有用酵素タンパク質およびその遺伝子について生化学、分子生物学などの手法を用いて研究。近年、難分解性の動物たんぱく質を再生利用する技術開発(医薬品・食品の開発、リサイクルバイオテクノロジー)等において業績を上げている。
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中山和久氏 京都大学教授
京都大学大学院薬学研究科・生体情報制御学分野
e-mail kazunaka@pharm.kyoto-u.ac.jp
(出雲市大津町出身)
研究内容
生命の本質をつかさどるタンパク質の細胞内輸送や局在化『メンブレン・トラフィック』(通称『メントラ』)の調節機構について研究 その業績は高く評価されている。
詳細は以下のホームページを参照
前島健作氏 東京大学助教
東京大学大学院植物病理学研究室
(出雲市荒茅町出身)
専門 植物病理学,植物ウイルス学,菌類ウイルス学
人間と同様に植物も病気にかかり,作物生産は常にそのリスクにさらされています.植物―病原体間にはナノレベルからグローバルレベルのせめぎ合いがあります.その解明すなわち「植物の病(やまい)の理(ことわり)」を明らかにし,制御することにより食糧生産の安定性を高めることが植物病理学の目指すところです.なかでも微小な病原体であるウイルスに着目して研究をおこなっています.
前島さんのコメント
「農学は実学である」という信念を軸として研究を展開していきたいと考えています.その一方で,研究を通じて自然の奥深さに触れられる感動は非常に大きく,もうひとつのモチベーションです.
http://papilio.ab.a.u-tokyo.ac.jp/planpath/
o.ab.a.u-tokyo.ac.jp
出川 通 (出雲市武志町出身)
e-mail degawa@techno-ig.com
(株)テクノ・インテグレーション代表取締役
早稲田大学、東北大学、島根大学など各客員教授
MOT(技術経営)の専門家
専門はマクロからナノまでの材料加工プロセス(鋳造,溶接,表面処理から半導体・ナノプロセスまで)
彩流社出版「理科少年シリーズ」の著者
NPO「理科少年」の立ち上げ準備中
出川氏コメント
出雲高校時代の友人の分類から始まった「理科少年シリーズ」はすでに3冊が刊行され、さらに2冊が企画進行中(2009,11現在)です。大人になってもあの「理科少年・少女」時代を忘れずに日本と郷里のイノベーションに貢献することを模索しているシリーズです。
シリーズ第一巻の「理科少年が仕事を変える、会社を救う」については、読んで戴ける「ふるさと会」の方に無料進呈戴けるそうです。事務局にお申込みください。但し、先着順数名限定です。
最新の出版
「島根の逆襲」(共著) 言視舎
高野
(高野研究室)
e-mail totakano@lab.nig.ac.jp
(斐川町出身)
高野研究室では、自然界で現在進行中の淘汰の検出で実績を上げています(遺伝子型とハプロタイプの両方の情報を用いた新たな淘汰の検出手法を開発)。
詳しくは以下のホームページ参照
富永真琴氏 自然科学研究機構岡崎統合
バイオサイエンスセンター
細胞生理部門教授
E-mail: tominaga@nips.ac.jp
(佐田町出身)
【主な研究内容】
1)痛み刺激受容の分子機構の解明に
関する研究
2)温度受容の分子機構の解明に関す
る研究
3)新規温度受容体の探索
セルセンサー(細胞外環境情報を受容して他のシグナルに変換し、細胞の中や周囲の他の細胞に伝達する細胞感覚分子郡)の分子連関とモーダルシフト研究等で実績を上げている。
富永真琴研究室HP
特定領域「細胞感覚」HP
http://www.nips.ac.jp/cellsensor/
今岡進氏 関西学院大学理工学部教授
(生命科学科)西学院大学生
(出雲市下古志町出身)
研究概要
カニズムを解析している。
研究内容の詳細は下記今岡研究室HP参照
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~imaoka/sub1.html
最新編著書
「地球環境と人類の未来を考える生命科学-発生・再生・分化と環境応答-」(株式会社アドスリー出版)
(高校生にもわかりやすく書かれた最先端の研究に触れることができる発生・再生の画期的な入門書)